『メンタルの強い人』月刊美楽に載せさせて頂いております記事です。

『メンタルの強い人』
 
皆さんは、ご自身のことを「メンタルが強い」と思われますか?
私は以前、メンタルが弱い故に脱毛症を発症し、患者側の気持ちを理解する経験をしました。
メンタルは、何かすることで強くなるのではなく、「何をしないか」によって強さとして表れます。つまり、メンタルの強い人とは、自分の思考・行動はコントロールしても「感情」のコントロールはしない人のことです。
肉体の健康を維持するには、ライフスタイルを変えるなど、努力が必要なこともあります。しかし、精神的な強さを手に入れるのに努力は必要ありません。「感情をコントロールしない」ことでメンタルは強くなります。
 
では、『メンタルの強い人』とはどんな人なのでしょう?いくつか特長を挙げてみました。
 
○感情をコントロールしようとしない人
(喜怒哀楽を素直に表現する)
○白か黒かハッキリさせない人
(グレーゾーンを持つことで心にゆとりをつくる)
○優先順位、選択が早い人
(積極的にやりたい事をやり、会いたい人に会う)
○一つの出来事を考えすぎない人
(ミスを学びに変え、前を向く)
○常に明るく、元気で、前向きな人
(誰にでも嫌なことや辛いことは起こるが、そんな時こそ明るく、元気に前を向く)
○他人に寄り添い過ぎず、自分を第一に考える人
(自己が満たされてはじめて他人に優しくできる)
○自分を責めない人
(失敗は、その事実のみを受け止めて負の感情は流す)
○自己主張をする人
(多くを語らず、自分のフィールドの知識・主張・表現だけを行い、後は口を慎む)
○わがままな人(「我が儘」とは、自身を過大表現・過小表現せずに等身大の自分を受け入れること)
○常に感謝を忘れない人
(周囲に感謝をしていると協力してくれる人、知恵を貸してくれる人が増え、それによりポジティブなメンタルで日常を送ることができる)
 
このように、ポジティブ思考の人が『メンタルの強い人』と、私は考えます。
 

加藤智雲 Chiun kato
環流整院 院長

Profile
1983年静岡県生まれ。柔道整復師

幼少期に”心と体”のバランスを乱し脱毛症を経験。
心と体のバランスの大切さを知り、『心身の重荷を軽くする場所』
をつくり、誰もが笑顔で日常を送れるようにする事を使命とする。
・整骨院の院長経験・全国出張施術、現在は恵比寿の施術所にて施術家を、
育成しながら日々現場に立たせて頂いていております。